梅本農場では、野菜の肥料に自家製EMボカシ肥料をつかっています。 作り方のお問い合わせあるので、公開します。
米ヌカ、油粕、カニガラ、骨粉、魚粉を5:2:1:1:1(作物によって若干かえます)の割合で原料にします。 この原料18キロを攪拌機にいれて、攪拌しながら、EM醗酵液2リットルと、粉炭スコップ1杯、糖蜜1リットル、シロップ1リットル、井戸水3リットルを加えていきます。 それに、醗酵Cを一掴みと、前回作ったEMボカシ肥料を二掴み混ぜて、適度なやわらかさになれば、攪拌終了。
4斗用の漬物袋に入れて、口をねじっておきます。 採取コンテナに保存します。
一日でだいたい4斗袋(約25キロ)を40袋生産できます。 10袋で約10アール分ですから40アールほどは一日で完成。
ビニルハウスで醗酵させると、炭酸ガスが発生し、3・4日すれば、掃除機で中の空気をしっかりと抜いてやり、ビニルテープで口を閉じてさらに醗酵をさせます。
夏だと、1週間もすればヌカ漬物のいいにおいがします。 あとは、畑に散布するまで熟成。
以前は、漬物袋に入れたらすぐに掃除機で空気を抜いてしっかり閉じていたのですが、そうすると醗酵が急に進み、炭酸ガスでパンパンにふくれあがって、積み上げていた採取コンテナが全部倒れてしまったのです。おかげで、袋が破れてカビが生え、失敗したことあるんです。
できあがった自家製EMボカシ肥料は、野菜の種まきや定植の約1週間以上前に、畑にコンポキャスターで10袋/10アール散布します。 すると、畑のまわりがとってもいいにおい・・最初はヌカ漬けのにおいなんですが、数日たつと、今度は梅干のにおいにかわってくるんですよ。 おそらく、クエン酸醗酵がはじまったためと思います。 こうして、畑にいい微生物が増えて、微生物が野菜を育ててくれる元となるんです。
さらに、もうひとつ、秘密があります。 たとえば、サツマイモをつくるなら、サツマイモのクズを原料にボカシ肥料をつくるのです。 豆をつくるなら、豆クズ、タマネギならタマネギクズ、を原料に加えます。
というのも、サツマイモが育つのにほしい微量要素が芋にはふくまれているから・・。 わかります? そして、芋に相性のいい微生物が育つからなんです。
もうひとつ、特徴ある肥料は、エコマルチです。 これは、大阪のNPOシティズンホームライズという団体が、会員の生ゴミを回収してEM醗酵させてつくった肥料です。 家庭からの生ゴミなので、原料は様々、肉・魚・野菜・米・・口にできるものならなんでも含まれてます。 ということは、それだけいろんな成分がふくまれているってこと。 この微量要素を含むバラエティーに富んだ成分が野菜の味の決め手になるんです。
ボカシ肥料は、ヌカさえあれば、原料にこだわりなくできます。 家庭のナマゴミからも十分いいものができます。 自分でつくって家庭菜園で美味しい野菜をつくってみてはいかが? 家庭菜園なくってもプランター菜園でもいけますよ。
投稿者 ume : 2005年12月01日 23:38