とうとう、今年2008年も最後の日となりましたね。
みなさんにとってどんな年でしたか?
私にとっては、ようやく自分の思う農業が軌道にのりだしたかなと言える一年だったと思います。
2007年12月に有機JASの認定を受けることができ、
本当に健康で美味しい野菜を求める消費者の方に届けることができるようになった一年でした。
でも、有機農業はけっこう大変・・・技術的にも販売面においてもまだまだ未熟で大変な年でもありました。
そんな中、中国からの輸入野菜農薬問題、毒米問題、食品の不正問題、
消費者が本物を求めてくれるようになった・・
少し追い風が吹いてくれたように思います。
そして、今年12月には東京で優良担い手として表彰をうけることとなりました。

京丹後のおやじさんといっしょに撮影してもらった写真です。
まだまだ表彰されるようなことはしていないのですが、
これからもっとがんばれと励ましをいただいたのだと理解しています。
来年は、より多くの方に本当に健康で美味しい野菜を提供していきたいのと、
栽培技術をもっと磨いてより美味しい野菜作りに励みたいと思っています。
この一年間、応援していただいたみなさん、ご指導をいただいた皆さん、
どうもありがとうございました。
そして来年もよりよきお付き合いをお願いいたします。
それでは、年越しそばをいただいて!
みなさんよいお年をお迎えください。
29日が今年最後の聖護院大根の収穫、保育所休みの次男もいっしょに畑です。
寒い冬日だけど、子供は風の子、元気な子!

大きな丸大根をよいショッと、運ぶ・・落とさないように注意して・・

畑で獲りたての大根をガブリ!
それはそれは、甘くって、美味しいのです。

今年もたくさんの聖護院大根を収穫しました。
聖護院大根は、江戸時代に尾張から伝わった大根種を京都で栽培しているうちに、丸い形になったとされています。
肉質がきめ細やかで、煮物にすればトロリととろけるような柔らかさが特徴。
甘くて、冬の料理にはかかせない大根なのです。
しかも、この聖護院大根には、イソチアシネートというガン抑制物質がたっぷり含まれているのです。 一般の大根の約1.5倍も含まれているといわれているのですよ。
梅本農場では、この聖護院大根を切干やお漬物にも加工しています。
この時期、聖護院大根に洋ニンジン、金時ニンジン、サツマイモなどの野菜出荷がメインです。
とくに洋ニンジンは、重さを量ってパック詰めするので、手間がかかります。
ちょうど一番忙しい時期に、大学時代の家庭教師の教え子とその友人が遊びにきてくれました。
みんな会社勤めなので農作業がとても楽しいといって毎年手伝ってくれるのです。

ニンジンの大きさをそろえて500gにパック詰めて、箱にいれていきます。
人数が多いのでどんどん出来ていく。

今日の作業は、1000パックできました。
『なんて楽しい作業なの』と言ってくれるので、また来年もきてくれるかなあ。
たくさんのニンジンを栽培していると、ときにはこんなのも出てきます。

長男の左手にもっているのが普通のニンジン、
右手にもっているながーーいニンジン・・・・
ざっと50センチほどの長さがあります。
なんでこんなに長くなったのかな?
下の写真は、金時人参とこのながーーーいニンジンを比べてみました。

ほら、金時人参とほとんど同じ長さなのです。
このながーーいニンジンは、ひとみ五寸という品種のニンジン畑のものです。
どこか違う品種の種が混じっていたのかもしれませんね。
国分ニンジンってご存知ですか?
梅本農場では栽培していないのですが、関東の耕土の深いところで栽培されている昔からのニンジンで、長さが50センチくらいにもなる品種だそうです。
ひょっとしたら、この国分ニンジンの種が混じっていたのかな?
夕食にはこのながーーいニンジンを炊いて食べました。
柔らかくって甘い、ちょうど金時人参のような味なでした。
さて、その金時人参、お節料理に使う年末にかけて収穫のピークなのです。

この真っ赤な色、何回みてもいい色だと我ながら思います。
大根やニンジンなどの野菜は、新鮮なものをとどけるために、
出荷の当日に収穫するように心がけています。
でも、この金時人参は、前日に収穫するのです・・
そして一晩、雪水の中につけておくのです。

おお〜寒い、こうすると、寒くってさらに鮮やかな赤になるってわけ。
(と、金時人参を昔からつくっている農家に教わったのですが・・・
あまり効果はみられないようです・・・)
ここ京丹後には、畑や田んぼはもちろん、牛小屋や、鴨池など子供たちの遊び場がたくさんあります。
冬晴れの日、保育所の子供たちが、牛小屋に遊びにきました。
収穫をしている畑のちょうど隣なのです。
子供たちは、『あっ、ゆたかくんとかおりちゃんのおとうさんだ!』
そこで、『みんな、大根ほりをしたいか?』
子供たち、『はーーい!』
というわけで、急きょ散歩兼大根ほりとなりました。

よいしょっと、大きな大根!

さあ、みんな一本づつお土産ができた!
でも保育所までは30分の道のり・・
大きな大根をかかえて大丈夫かな?

おいしい大根、みんなの家でどんな料理になるのかな?
みなさん、いかがおすごしでしょうか?
せっかく訪問していただいても更新もできず・・・コメントもいただいたまま返事もせず、ほんとゴメンナサイ。
11月ころより、とっても忙しく毎晩日が変わるまで仕事がつづいています。
これほど注文をいただけるのも、いままでブログを続けていたおかげだと思っています。
加藤先生のIT講座でブログ活用のおかげでHPの検索トップにあがるようになったのです。
そしたら、有機野菜取り扱い業者からの問合せが増えてきて、取引開始のお店も増えてきたのです。
おかげでさまで、毎日早朝から深夜まで残業になっています。
でも皮肉なことに、きっかけとなったブログが更新する時間もなくなってしまいました。
冬型の天気の丹後、雨が降ったと思ったら、晴れ・・・
こんな忙しい天気のことを『うらにし』って言うのです。
今日も、うらにし・・・いやな天気なのだけど、ときには、こんなすばらしい景色をみせてくれるのです。

聖護院大根の収穫でかがんだ背をぐっと、伸ばせば、
手にとどきそうなすぐそこに虹!
かじかんだ手の冷たさも忘れるような美しさ!
聖護院大根もその美しさに見とれているように思えるのは私だけでしょうか。